トラベラー&マウンテニア&システマティックを比較して違いを徹底解説(GITZO三脚)
ジッツオファミリーの比較表
項目 | トラベラー三脚 | マウンテニア三脚 | システマティック三脚 |
特徴 | 非常に軽量。また脚を逆さまに折りたたむ設計となっているため、非常にコンパクトで携帯性に優れており、機内持ち込み荷物にも収納可能。 折りたたむ際、雲台を脚の間に収めることができる。 |
剛性と軽量性のバランスに非常に優れているため、仕える場面が幅広い。 | 剛性に非常に優れており、重いプロ機材に対応。上部部品を取り換えることができ、アクセサリーを使うことで用途に合わせて様々なカスタマイズが可能。 |
使用する場面 | 国内・海外旅行、登山など | 国内・海外旅行、登山、望遠レンズを使った撮影、小型ビデオカメラでの動画撮影など | 超望遠レンズを使った撮影、動画撮影 |
脚の太さ | 0型、1型、2型* | 0型、1型、2型、3型* | 3型、4型、5型* |
値段 |
定価(幅):
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定価(幅):
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定価(幅):
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重さ | 比較的軽い | 同型同段のトラベラー三脚より20~25%ほど重い | 一番重い |
縮長 | 比較的短い | 同型同段のトラベラー三脚より10cm程長い | 同型同段のマウンテニア三脚より2,3cm短い |
全伸高 | 比較的低い | 同型同段のトラベラー三脚より6~15cm程高い | 同型同段のマウンテニア三脚より20~30cm程低い |
最低高 | 比較的高い | 同型同段のトラベラー三脚より5,6cm低い | 最低高約10cmとジッツオの中で一番低い |
ナット |
トラベラーGロック *Gロックウルトラの小型版。機能的にはGロックウルトラと同じ。 |
Gロックウルトラ *チューブやロック機構への砂や埃の侵入を低減し、隙間を減らすことで脚の剛性を向上 |
Gロックウルトラ *チューブやロック機構への砂や埃の侵入を低減し、隙間を減らすことで脚の剛性を向上 |
石突 | 2型のモデルのみ、取り外し交換可能 | 一番下の段のチューブが18.2mm以上のモデルで取り外し交換可能 | 取り外し交換可能 |
ジッツオ三脚の脚径(チューブ径)
上記の表にもありましたが、
Gitzo三脚には0型〜5型までの三脚があります。
これは三脚カテゴリに関係なく一番太い脚の太さ(脚径)を表しています。
ちなみに、
言い方が違いますが、
「2型」と「シリーズ2」
は同じものを指します。
下記はジッツオのカタログからの引用です。
0型(21.7mm)荷物の軽量化 が最優先、あるいは軽量のカメラやレンズしか使わないフォトグラファーにおすすめです。
1型(25.3mm)移動の多いフォトグ ラファーに最適なシリーズ1は、135mmまでのレンズを装着した一眼レフカメラとの使用を推奨しています。
2型(29.0mm)剛性と軽量性のバランスに優れ万能であることからマウンテニア三脚の中でも最も人気があり、200mm/F2.8までのレンズを装着した一眼レフカメラとの使用を推奨しています。
3型(32.9mm)中判カメラや300mm/F2.8までの大口径レンズを装着した一眼レフカメラを含むプロ機材との使用に最適です。
4型(37.0mm)太い脚径による剛性が発揮できるよう設計されています。シリーズ4三脚は本体部がシリーズ5に比べて小さいため、収納や運搬がしやすくなっています。
5型(41.0mm)40kgまでのカメラ 機材を支え、ジッツオの中で最も堅牢な三脚です。 最高の安定性を提供するため本体部はシ リーズ2、3、4よりも大きくなっています。
三脚のスペック早見表