意外と知らない?三脚の使い方(基礎編)
こんにちは! オールジッツオの店長です。
今回は、基礎的な三脚の使い方を見ていきたいと思います(^^
当たり前だけれど意外と大事な事が多いので、初心にかえったつもりでいっしょに見ていきたいと思います。
ちなみにナット式の三脚を前提に話しますが、レバー式でもほぼ同じです。
それではまず、三脚の使い方を解説する前に前提となるパーツの名称についてみていきましょう!
三脚の各部品の名称
【三脚の伸ばし方】
(三脚の足を伸ばす前に、エレベーターは始めから握りこぶし一つ分上げておきます。理由はのちほど・・・)
基本的には太いパイプから伸ばします。
この際の動作は・・・
ナットをゆるめる→伸ばす→しめる→上段の太パイプ完了!
ナットをゆるめる→伸ばす→しめる→下段の細パイプ完了!
という感じです(^^
基本的には太いパイプから伸ばします。
この際の動作は・・・
ナットをゆるめる→伸ばす→しめる→上段の太パイプ完了!
ナットをゆるめる→伸ばす→しめる→下段の細パイプ完了!
という感じです(^^
こうすることで太いパイプから優先的に使うようになり、三脚が安定します。
(ちなみにすべての脚をほぼ伸ばしきる前提でしたら、全部一度にゆるめて一気に伸ばすのもOKですし、そのほうがラクですね。)
1本目を伸ば終わったら、今度はその1本目を地面に立てて次の2本目を伸ばしていきます。
2本目は完全に横に開脚させてから伸ばすと腰をかがめる必要がないのでラクです。
3本目も同様に開脚させてから伸ばします。
(ちなみにすべての脚をほぼ伸ばしきる前提でしたら、全部一度にゆるめて一気に伸ばすのもOKですし、そのほうがラクですね。)
1本目を伸ば終わったら、今度はその1本目を地面に立てて次の2本目を伸ばしていきます。
2本目は完全に横に開脚させてから伸ばすと腰をかがめる必要がないのでラクです。
3本目も同様に開脚させてから伸ばします。
◆なぜ三脚を伸ばす前にエレベーターを上げておくのか?
すでにお話しました通り、三脚の脚を伸ばす前に、エレベーターは始めから握りこぶし一つ分上げておきます。
理由は簡単です。
そうすることで、脚を伸ばし過ぎてしまった場合にはエレベーターを下げればいいだけなので、
そうすることで、脚を伸ばし過ぎてしまった場合にはエレベーターを下げればいいだけなので、
「脚を縮め直す」という面倒な動作がなくなりとてもラクになります。
ちまたに「エレベーターは上げないほうがいい」とよく言われますが、それはある意味正しく、ある意味間違い。
もし太い脚は使わず細い脚だけを伸ばして
ちまたに「エレベーターは上げないほうがいい」とよく言われますが、それはある意味正しく、ある意味間違い。
もし太い脚は使わず細い脚だけを伸ばして
「あ、高さがたりない・・・。エレベーターを伸ばせばいいや」
となるんだったら、そうではなくてまず太い脚を先に伸ばしましょうってことです。
そのほうがもちろん安定しますからね。
エレベーターを使うこと自体はなんの問題もありません。
(もちろん伸ばしすぎはよくありません。握りこぶし一つ分~半分が目安と言われます。)
エレベーターを使うこと自体はなんの問題もありません。
(もちろん伸ばしすぎはよくありません。握りこぶし一つ分~半分が目安と言われます。)
【撮影時の三脚の使い方】
◆3本の脚を伸ばした後、脚は原則全部広げるようにしてください。
(脚がズレてバランスが崩れないようにするため)
◆レンズの側に脚一本が来るようにします
(レンズ側の方が重いので、三脚が倒れないようにするため)
◆雲台で水平調整が難しい場合は、三脚の脚を伸縮させて調整するのもありです
(この場合、ファインダーをのぞきながらになるので、手元に近い一番太い
片手で脚のナットロックを緩め、長さを適度に調整します。)
◆エレベーターはこう使う
エレベーターは基本的に、脚をもう伸ばせない状況の時に使います。
例えば・・・
「脚を伸ばし切ってしまった場合」
「学芸会やコンサートなど三脚を置くスペースが狭い場合」
脚を短くすることで脚を置くスペースを小さくできます。
その分、高さは低くなりますが、ここでエレベーターを使って高さを稼ぐことができます。
その分、高さは低くなりますが、ここでエレベーターを使って高さを稼ぐことができます。
すでに書きましたが、エレベーターは上げるほど三脚がブレやすくなりますので、気を付けてくださいね。
エレベーターの逆さま付け
・レンズを真下に向けるときに脚や脚の影の映り込みを防止できます
・真上から俯瞰した写真が撮れます
・レンズを真下に向けるときに脚や脚の影の映り込みを防止できます
・真上から俯瞰した写真が撮れます
・グランドレベル(超ローポジション)での撮影ができます
まず、センターポールの抜け防止ネジを取り外します。
次に、センターポールを取り外し逆さまに取り付けます。
先ほど取り外したネジは先に付け直しておくと無くしにくいです。
ちなみにジッツオは、センターポールを楽に取り外せる新設計の「グラウンドレベルセット」機構といった、素早く簡単な操作を実現する機能を満載しています。
◆ローアングル・ローポジション撮影
低位置&広角で撮影することでダイナミックなイメージに仕上げたり、
背景をぼかして被写体を引き立てたりすることができます。
これにはいくつか方法があります
・エレベーターを2分割して低くして撮影
・エレベーターを逆さまに取り付けグランドレベルで撮影
・アクセサリー(ロングプレートや雲台など)を使って撮影
・エレベーターを2分割して低くして撮影
・エレベーターを逆さまに取り付けグランドレベルで撮影
・アクセサリー(ロングプレートや雲台など)を使って撮影
詳しくはまた別記事で解説する予定です。